行事

2020.08.21

長崎教会で「非核非戦法要」厳修 8月9日

2020年8月9日(日)、被爆から75年の節目となる「原爆の日」に長崎教会(長崎教務支所)にて非核非戦法要が厳修された。

法要に先立ち、教会入り口に新たに設置された、長崎教会、原子爆弾災死者収骨所看板【筆耕、藤井理統氏(長崎組・西光寺)】の除幕式が執り行われた。

 

武井 弥弘・九州教務所長の導師のもと、九州教区総合教化本部員、寺本温氏(長崎組・真蓮寺)、九州教区非核非戦・靖国問題部会長、田中顕昭氏(長崎組・西教寺)、長崎組長、内藤円亮氏(光西寺)、長崎組会計、末永仁氏(善敎寺)等、教区、組役職者が出仕。九州教区解放運動推進協議会長、横田亮雄氏(三潴組本地寺)並びに長崎組内住職、寺院関係者、門徒、一般の方も含めて合計41名の参列により勤められた。

 

 

 

 

勤行に続き森田博滿氏(長崎平和推進協会継承部会員)により「非核非戦~共に生きよ」のテーマのもと記念講話が行われた。

講話では自身のご家族の被爆体験が語られた。目の当たりにした凄まじい惨状。その中で亡くなられた、名を奪われた多くの人々が非核非戦の碑に安置されていること、そしてかろうじて生き残った者の責任として、この事実と非核非戦の願いを広く社会に公開していくために尽力されていることを語られた。

 

閉会式では、非核非戦・靖国問題部会長、田中顕昭氏より「被災されて亡くなった方たちはどうやってたすかっていくのでしょうか。それと私がたすかっていくことはひとつのことだろうと思います」「平和を願いながら、平和を一番壊してしまうものがここ(自分自身)におります」「悲しみは悲しみのままでなくて、悲しみに学ぶ道、それが先輩たちが私まで伝えて下された仏語であるということを改めて森田さんのお話を聞きながら思わせて頂きました」との挨拶の言葉で閉会した。

 

戦後75年が経ち、被爆者、戦争経験者が高齢化していく中で、原爆、戦争記憶の風化が危惧されている。改めて75年前の出来事に想いを寄せ、非核非戦という仏事にまでなってくださった願いに私は適っているのだろうかと大切な問いを頂きなおした8月9日でありました。

 

(文責 神﨑正淳・法生寺)

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