2020年7月1日、九州内真宗大谷派5教区(日豊、久留米、長崎、熊本、鹿児島教区)が統合し、「九州教区」が出発しました。

九州教区発足を迎えるにあたっては、関係の皆様には大変なご苦労・ご心労をおかけし、また積極的に取り組んでいただきましたことに深甚の謝意を表し、衷心よりお礼を申し上げます。

今回の教区・組の改編は、宗門を取り巻く著しい社会状況の変化に即応し、将来にわたり同朋会運動の更なる推進に必要な教化体制及び財政基盤の確立並びに、地方宗務機関の再編成を目的とする、未来に向けた宗務機構の改革として、2003年度よりその取り組みが始まりました。

爾来、2010年4月の地方協議会の設置、2017年11月の新教区準備委員会の開催など、教区・組の改編に係る諸会議は80回をはるかに超えるものでした。そのような協議を経て、新教区「九州教区」の誕生を見たことは感慨一入以外の何物でもありません。

新型コロナウイルスの感染拡大という未曽有の厳しい状況もあり、人口減少の社会の中で、宗教事情や宗門運営がどのように変わっていくのか、行く先の見えない不安の中ではありますが、宗祖ご誕生850年・立教開宗800年慶讃法要を出発とする行財政改革のもと、お念仏の教えを次世代にしっかりと手渡して行くために、新たな取り組みにチャレンジしてまいりたいと存じます。今後とも、なお一層のご理解とご協力をお願いいたします。

この九州教区ホームページにおいては、九州教務所からの発信とともに、九州各地の取り組みも紹介していきたいと考えております。ぜひ、ブックマーク(お気に入り登録)をしていただき、真宗大谷派九州教区と歩みを共にして頂ければありがたく存じます。

真宗大谷派 九州教務所長 武井 弥弘