「熊本保護司会・教誨師会合同研修会」開催のお知らせ

 
このたび、熊本保護司会・熊本教誨師会主催の「熊本保護司会・教誨師会合同研修会」を開催します。

どなたでもご参加いただけますので、皆さまお誘い合わせのうえ、ぜひご参加ください。
 

開催趣旨

教誨師である金さんは罪を犯した人々に寄り添う理由について「相手の方の命の分も生きていってほしいという気持ちですね。僕はそれを応援する友です。もしも仮釈放がかない社会に戻ることになったら、人や社会に喜ばれるような生き方をすることで、殺めてしまった人の命を生きることになるのではないでしょうか。」と語られます。

また、在日1世の両親のもとに生まれた金さんは「差別や偏見に負け続けた」とされながら、「あの日以来、僕はずっと金聖孝。在日は日本人ではないし、本国の韓国人らしさを追いかけ続けるものも違う。その両方を楽しめる、そんな僕たちでいいんじゃないか、今はそういう風に考えています。日韓関係が悪化し、ヘイトスピーチは身の危険すら感じるほど先鋭化しています。韓国に行っても異質な存在として見られることがあります。でも、僕たち在日も多様な存在として尊重されるべきです。」「あの日」とは通名「金本聖孝（かねもときよたか）」さんが本名を名乗られたときとして語られます。

今回、金さんの教誨師や臨床宗教師での経験、そして生い立ちをとおして、差別・ヘイトスピーチ・外国人登録証明書のもつ意味等をお話しいただきます。今、私たちが居るところが照らされる、そんな研修会になれたらと考えます。ぜひ御参加くださいますよう御案内申し上げます。

開催要項

日時
2025年5月26日(月)15:00～

日程
15:00　挨拶
　　　 講話（45分×2）
　　　 休憩
　　 　質疑応答
17:00　終了予定

講題
私の教誨・臨床宗教師の経験をとおして～日本社会のゆくえ～

講師
金 聖孝（キム ソンヒョ） 氏
在日大韓キリスト教会熊本教会牧師／熊本YMCA東部運営委員／宗教教戒師

会場
東本願寺熊本会館（熊本県熊本市中央区呉服町2-5）

参加費
無料

お申し込み
不要

▼開催案内はこちらからご覧ください。
https://otaniha-kyushu.com/?attachment_id=11031″ rel=”attachment wp-att-11031

【問い合わせ先】
真宗大谷派 九州教務所（担当：岩倉）
📞 0942-32-3056／✉ kyushu@higashihonganji.or.jp