【報告】オンライン「各園定期交流会」を開催しました
2026.01.09
「各園定期交流会」は、九州内にあるハンセン病療養所(菊池恵楓園〈熊本県合志市〉、星塚敬愛園〈鹿児島県鹿屋市〉、奄美和光園〈鹿児島県奄美市〉)を会場とし、定期的に入所者や退所者、遺家族との交流会を開催しています。
このたび、国立ハンセン病療養所の「奄美和光園」の現状や課題についてお聞きすることを目的に、オンラインによる交流会を開催いたしました。
奄美和光園の入所者は全国13施設の中で最も少なく、現在6名(男性2名・女性4名、平均年齢88歳)の方が生活をされています。これからの将来構想について、「ハンセン病問題の解決の促進に関する法律」(施行2009年、通称「ハンセン病問題基本法」)において、最後の一人まで国が責任を持つということでありますが、その反面、園内からは最後の一人になりたくないとの声や、職員の労働環境をどうするかなど、課題が山積しています。
ハンセン病問題は終わっていません。差別を恐れ家族から患者が出たことをひた隠しに生活をしている人がほとんどです。そのことを園にある納骨堂では、引き取り手のない遺骨が未だに納められており、その声なき声が私たちに問いかけています。
同じような差別を生まないためにも、一人ひとりがハンセン病問題から学び続けていく必要があると感じています。
主催:九州教区解放運動推進協議会 ハンセン病問題部会

