今月の言葉3
2019.06.01
生きてるだけで丸儲け
油屋 熊八
人間に生まれて50年、これまで何度かとんでもない失敗をやらかしてきた。
その度「今度こそ立ち直れん。オレなんか存在する価値ない。」と凹んだ。
そんなときに、再び立ち上がる勇気を与えてくれたのがこの言葉。
かつて大谷専修学院で学院長を務められた信国淳先生は「いのち みな生きらるべし」と語られた。
通じるものを感じます。
油屋 熊八
今や世界的温泉都市、大分県別府市の観光開発に尽力し、湯布院の礎を築いた実業家。クリスチャン。
「別府亀の井ホテル」創業者。
今回ご紹介した言葉は、出典がはっきりしないが、一説によると油屋 熊八の言葉と伝えられている。明石家さんまの座右の銘としても有名。
信国 淳
1904年大分県宇佐市生まれ。1958年大谷専修学院長 就任。1980年死去。
『無量寿の目覚め 新編信国淳選集』より。
(蓮尾 康行)