コラム

不定期シリーズコラム「門徒さんに聞く!」

Vol.2「竹灯籠作りに密着」
前回に引き続き、みやま市明願寺門徒の西山勝幸さんのお宅にお邪魔しています。


(聞き手)西山さん、今回は実際に竹灯籠を作るところを見せていただけるそうですね。
(西山さん)はい。今回は来年7月に合併し、新たに発足する「九州教区」の竹灯籠作りに挑戦します。
(聞き手)ホントですか!ありがとうございます!

工程①「原稿の作成」

パソコンを使って原寸大の文字をプリント。
文字を切り抜いた時に竹がバラバラにならないよう、残す部分を書き込む。
※絵の場合は、写真や絵画などを参考に。

工程②「型取り」

文字を切り抜いた紙を竹に貼付け、スプレーで色付け。
※スプレーは、作業途中で万が一紙がはがれた場合に備えて。

工程③「切り抜き」

キリで数か所に穴を空け、ジグソーで文字を切り抜く。
粗い部分をルーターで削り取る。紙をはがす。

工程④「ヤスリがけ」

仕上げサンダーで表面を仕上げる。

工程⑤「油分を抜く」

バーナーを使って竹の油分をふき取り、仕上げにニスを塗って、表面をきれいに。
※そのままにしておくと油で汚れが付着する。
工程⑥「照明の取り付け」
竹の内側から紙を貼り、内部に電球を装着し、底に台を取り付ける。

完成

(聞き手)西山さん、素敵な作品をありがとうございます。
(西山さん)どういたしまして。
(聞き手)これからも素敵な作品を作り続けてください。
(西山さん)はい。竹灯籠作り同様、ご住職とともに教えを聞いていきたいと思います。
(聞き手)ありがとうござました。
(取材/釋峯水)

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広報誌『聲(Voice)』

九州教区では、年に一回、広報誌『聲(Voice)』を発行しています。 ぜひご覧いただき、皆様の「聲」をお聞かせください。

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