聖典講座~阿弥陀経に学ぶ~

『聖典講座』とは

聖典講座とは、大谷会館が新たに建てなおされたことを機縁として始まった、一般の方を対象とした全12回連続の「公開講座」です。

一般の方を対象として、普段法事の場などで読誦される機会の多い『仏説阿弥陀経』について全12回の講座で学び、同時に新たな大谷会館を知っていただく機会とするために行われております。

『仏説阿弥陀経』ってどんなお経だろう。

『大谷会館』ってどんな場所だろう。

ご興味のある方はどなたでもお越しください。

※すでに終了した回の資料もお渡しできますので、途中からのご参加でもお気軽にお越しください。

※詳細につきましては、チラシをご覧いただくか、久留米教務所までお問い合わせください。

『仏説阿弥陀経』とは

およそ2500年前、釈迦国(現在のネパール)の王子として生まれたゴータマ・シッダールタ(釈尊)は、29歳で出家し、35歳のころ菩提樹の下で悟りを開きました。その後、さまざまな場所で人々の苦悩と向き合い、それに対応した救いを説いていったといわれています。

釈尊の入滅後、その教えは国境を越え、「お経」という形で伝えられ、聞く人々によって、教えに救われた人々によって、大切に読み継がれてきました。

8万4千といわれるお経のうち、親鸞聖人は『仏説大無量寿経』『仏説観無量寿経』『仏説阿弥陀経』を『浄土三部経』として大切に頂かれました。

中でも『仏説阿弥陀経』は、年忌法事の際に読まれることが多く、真宗門徒にとって最も身近なお経といえます。その一言一句は、わたしたちの日常生活や人生に、深くしみ込んできます。