教区教化活動

2022.09.06

2022年度 九州教区坊守会総会・研修会【報告】

 2022年7月21日(木)午後1時から、佐世保別院本堂を会場として、教区坊守会総会・研修会が開催されました。参加者数は、総会(リモートを含む)28名、研修会は58名でした。

 総会では、事業報告・決算、事業計画(案)・予算(案)の議案について説明・審議があり、すべての議案について原案のとおり全会一致にて可決承認されました。

 引き続き、研修会の日程に移り、まず、佐世保別院輪番の長谷山法雄氏によるお話がありました。77年前の6月28日、佐世保空襲があり、毎年その日に「佐世保空襲災死者追弔会並びに非核非戦法要」を厳修されているとのことでした。

 その後、総会に向けて事前に取ったアンケートの報告がありました。教区や組の改編を経て良かったこと・難しいこと、教区坊守会への要望など4つの質問に教区内の坊守さん方からさまざまなご意見をお寄せいただき、それに関して意見交換会を行いました。「改編について充分周知されていない」「これまで各エリア(旧教区)で行ってきた事業の継続も必要」という意見等がありました。また、「各エリアの研修会が他のエリアからも参加(リモートも含む)できるようになってほしい」等、今後の坊守会活動の方向性を考える良い機会となりました。

 そして午後3時からは桂小春団治さんの「真宗落語」。演目①は「冷蔵庫哀詩」。冷蔵庫の中の食べ物たちが会話するといった、日頃の生活の中では思いもつかないことを題材とした生活感あふれる落語に会場から笑いがこぼれていました。演目②は「仏壇日記」。先代の残された日記を見ながらお内仏のお給仕についての落語で、とても参考になりました。

 蝉の声が響き、風が吹き抜ける別院本堂。九州各地から集まっていただいた坊守さん方と出会い、交流を深めることができた一日でした。

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