教区内の皆さまへ
2024.01.10
「令和6年 能登半島地震」災害への九州教区の対応について(お知らせ)
2024(令和6)年1月1日に発生した能登半島地震によりお亡くなりになられた方々に対しまして、謹んで哀悼の意を表します。またご家族や財産を失い、そして厳しい寒さの中で、今なお避難生活を余儀なくされている多くの方々に心よりお見舞いを申し上げ、一日も早い復旧・復興を願っております。
さて、本山・宗務所では「能登半島地震」の発生後、3日より宗務役員が救援物資を携え現地に赴き、寺院・ご門徒の被害状況の把握に務めてまいりました。そこで、特に能登教区における大規模被害が報告されています。
1月9日現在、能登教区の寺院(353ヵ寺)において、聞き取りを行うことができた211ヵ寺中、42ヵ寺の寺院が大規模被害(全壊・倒壊寸前)を受けており、屋根瓦の落下や壁の剥落などの被害のある寺院は119ヵ寺となっています。また庫裡の大規模被害は39ヵ寺、鐘楼堂の被害は98ヵ寺となっています。なお電話回線の不通等により被害状況未確認の寺院が142ヵ寺あり、さらなる被害が予想されます。
ご承知のように、北陸地方は真宗門徒の多い地域であり、寺院の被害、そしてご門徒の被害としては、かつて宗門が経験したことのない状況であり、木越渉宗務総長は「全力を傾注して支援策を講じてまいります」との方針を示されています。
そこで、九州教区の対応につきまして、昨日(9日)、「九州教区緊急事態対策委員会(常任委員会)」を開催し、被災状況を鑑み、下記のとおり決定されましたのでお知らせします。
記
① 災害救援金について(九州教区「緊急事態対策積立金会計」より支出)
・本山へ500万円の災害救援金を送る。
② 災害見舞金について(九州教区「緊急事態対策積立金会計」より支出)
・能登教区へ200万円の災害見舞金を送る。
・新潟教区、富山教区、金沢教区へ各30万円の災害見舞金を送る。
③ 九州教区における義援金の勧募について
・「九州教区 令和6年能登半島地震災害義援金」の勧募を行う。
④ 九州教区ボランティア活動支援金について
・「九州教区ボランティア活動支援金」の給付を行う。
⑤ 救援物資の勧募について
・「現地災害救援本部」(現在:金沢教務所)からの要請に応じて対応する。
2024年1月10日
九 州 教 務 所
北陸地方の各教区における被害状況につきましては、真宗大谷派ホームページにてご確認ください。
▶真宗大谷派ホームページ【令和6年能登半島地震について(随時更新)】
https://www.higashihonganji.or.jp/news/relief/35015750/
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