なるほど仏事
法事
平日のお参りとは別に年忌法要(ご法事)があります。
百カ日 | 亡くなられた日をいれて百日目 |
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一周忌 | 亡くなられて1年目 |
三回忌 | 亡くなられて2年目 |
七回忌 | 亡くなられて6年目 |
十三回忌 | 亡くなられて12年目 |
十七回忌 | 亡くなられて16年目 |
二十五回忌 | 亡くなられて24年目 |
三十三回忌 | 亡くなられて32年目 |
五十回忌 | 亡くなられて49年目 |
*五十回忌以後 | 50年毎に勤める。 |
法事のこころ
ご法事をつとめる意味について、どのようにお考えでしょうか。
「ご法事は、お寺さんにお経をあげてもらって、亡くなった者が迷わないようにするための行事でしょう」という声を聞きます。しかし、亡くなった方は、いったいどこでどのように迷っているのでしょうか。そしてまた、お経をあげるということは、いったいどういう意味があるのでしょうか。
経教はこれを喩うるに鏡の如し(善導大師『観経四帖疏』)
善導大師は、お経やさまざまなお聖教の教えは、私の姿を映し出す鏡のようだといわれます。お経をいただくということは、真実のみ教え・仏法によって、目をそむけたくなるようなわが身の姿に出会うということ、仏さまの願いに気づくという大事な意味があるのです。
つまり、ご法事をつとめるということは、亡き人をご縁として、自らが仏法にふれ、真実に目覚めさせていただく、仏さまの眼を賜る大切な時と場をいただくことなのです。そのような場をいただいたことに深く感謝し、心しずかに南無阿弥陀仏とお念仏を称えましょう。
迷っているのは、むしろ私自身ではないでしょうか。